現地ではフォーよりメジャーな朝ごはん!?

新年、明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、多大なるご尽力をいただき誠にありがとうございました。
本年も、更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
本日は、ベトナムの中部に位置する都市フエで生まれた伝統料理「ブン・ボー・フエ」をご紹介!
米粉麺と牛肉を用いた料理で、辛い海老団子、豚のバラ肉、牛バラ肉の塊、骨と皮がついたままの豚のバラ肉などがのった具だくさんの一品です。

日本では皮がついた豚肉など滅多にお目にかかれませんが、骨周りの旨味とトロトロに煮込んだ皮の旨味が絶妙だとか!フォーよりは少しこってりしていながらも、そのつい癖になる肉のうまみを生かした味付けが人気となり、近年では袋麺やカップ麺として売り出され、フエの地元料理だったブン・ボー・フエは、今やベトナム全土で食べられるようになりました。

1人あたり35,000ドン(日本円で175円程度)と、お手頃な価格なのもあって庶民に絶大な支持を受けているらしく、日本にもブン・ボー・フエを提供しているお店があるみたいです♪

名前の由来は、“ブン”は ビーフン、“ボー”は 牛肉なので、“フエの牛肉汁ビーフン”という意味です。
日本で“フエの牛肉麺”或いは“フエの牛肉うどん”と呼ばれることも。うどんというには麺が細いですが、あっさりとしたスープに、つるつる食感の麺と臭みがなく味わい深い具がよく合って、あっという間に平らげられます。
多くのお店では、メインが来る前にミントやパクチーなどの香草が来るので、お好みで入れたりライムを絞り、辛みのあるタレを足してももちろん合います。

リーズナブル且つ栄養満点な「ブン・ボー・フエ」ですが、こちらもコロナ禍が明けて旅行に行けるようになったら一度食べに行きたいですね!