ベトナム山岳部、少数民族の世界

ベトナム旅行といえば、ホーチミンやハノイなど東南アジアを代表する大都会を連想する人が多いかと思いますが、ベトナムの山岳地帯サパもオススメです。
ハノイやホーチミンなどの大都市では、バイクが無数に走り回り、空気があまりきれいではありません。しかし、標高1600メートルに位置するこの山岳地帯サパは、高い山々と深い森に囲まれているので空気がとてもきれいで、心身ともに癒されます。さらに、景色も大変素晴らしく、霧が立ち込めた時には幻想的な世界が広がります♪

【サパの歴史】

ここサパの街は、昔、ベトナムがフランスの植民地となっていた時代にフランス人の避暑地として開発されました。しかし、フランス人たちが別荘を建てたのはほんの一画に過ぎず、それ以外の平地や傾斜地は田園と少数民族の集落として残り、現在の姿となっています。

【サパの少数民族】

ベトナムには53もの少数民族が暮らしており、その中の5つの民族がここサパに集落を構えています。その民族は「赤ザオ族」、「黒モン族」、「赤モン族」、「ザイ族」「花モン族」です。
彼らの多くは昔ながらの生活を続けながら、観光業にも携わるという兼業スタイルをとっています。

【サパで楽しめること】

サパでは、美しい山々や棚田、壮大な滝などの自然景観が楽しめるだけでなくトレッキングやショッピングなども楽しめます。
しかし、何といっても最大の魅力は、華やかな民族衣装に身を包んだ山岳の少数民族の暮らしを垣間見れる異文化体験でしょう。

少数民族の市場では、カラフルな衣装・装飾品・生活雑貨などがたくさん売られているので、見て回るだけで十分に楽しめます。あまりショッピングに興味がない方にもオススメですよ♪

いかがでしたか?
ベトナムの山岳地帯サパの魅力は伝わったでしょうか?

ベトナムに行かれる際は是非サパへ赴き、一味違ったベトナムの魅力を満喫してはいかがでしょうか。